今回は我が家の洗面所についてです。
概要
今回は狭い71m2の平屋にも関わらず2マス半という標準選択が可能な中から最大サイズのリュックドレッサー(洗面台)を搭載しています。
一般的には浴室に併設される脱衣所に洗面台は洗濯機と共に設置されると思います。土地が狭い場合などはスペース効率からもその方が良いと思います。
ただ、今回は豪華さを演出するために標準選択できる最大の住設を全て搭載するということが、私のミッションであったため、2マス半が必要なリュックドレッサーを設置するために脱衣所から独立させました。
71m2の床面積で2LDK+ロフトにするか、3LDKにするか悩みましたが、3LDKにするには狭いということで、2LDKを採用したことから、水周りにゆとりのある設計となっています。
▲表(表示錠)がトイレと洗面所のドアの両方に設置されています。表示錠というのはドアの鍵のことで、トイレだけ鍵をかける場合と洗面台も含めて鍵をかける場合の両方に対応しています。
また、洗面台でドライヤーを利用する場合や歯を磨くときにトイレを使われると困るという場合に備えて、簡易的に壁に据え付ける鏡台を施主支給して浴室のとなりの脱衣所に設置しています。
つまり、トイレの手洗いとしてこんな大きな洗面台があるという贅沢な設計となっていて、ムダに大きなリュックドレッサーの扉の中の収納はガラガラな状態です。
電気図面
照明については、手動で点灯させるダウンライトを2個設置したのみで特段の工夫はありません。ただし、上記の画像の「分電盤裏壁ふかす」という赤字で記載している部分が設計上のポイントです。
ブレーカーを設置した洗面所の向かって左側の壁のドア上には梁が入っていて、ブレーカーへの多数の電気配線を通す穴を強度の問題から梁に開けれなかったため、壁をふかす(ふくらませる)ことになったのです。
分電盤裏壁ふかす
こちらが我が家の施工の状況です。ドアの上の分電盤の後ろの壁が電気ケーブルを通すためにふかしてあるのが分かると思います。そして、ツラを合わせるために分電盤以外の部分についてもふくらんでいます。
こちらは別のお宅の事例なのですが、分電盤の裏をふかしていますが一部分だけふかしているため、段差がある状況になっています。
好みの問題がありますので何とも言えませんが、私は「壁ふかす」や「天井さがり」の場合は全体的にふかしたり・下げたりしてしまった方が凸凹が少なくなるため見た目がスッキリするのではないかと思います。
以上、洗面所でした。