内覧会の更新をサボってましたが、そろそろ更新していきたいと思います。
キッチン概要
我が家のキッチンはi-smartの標準である2700mmワイドカウンタータイプのキッチンです。そして、キッチンとカップボードの天板はオプションの御影石を採用しています。
ワイドカウンターのキッチンはスゴイ広いです。そして御影石の天板でパンをこねる方がいると聞きましたがなるほどなと思いました。
16畳のLDKという小ぶりな家に大きなキッチンを採用したため、LDK全体では150cmのダイニングテーブルにリビングを個別ソファーにして全体が収まるようにしています。
皆さんに私の家作りに興味を持って頂けるようにお洒落で豪華なキッチンを目指し、ブラック色のキッチンとキッチン家電収納、さらに色々な装備を搭載してみました。
キッチン飾り天井
最近の一条ハウスでは壁付けではないレンジフードの配管スペースを隠すために、キッチン全体の天井を下げた「下がり天井」というお洒落な方式が流行っています。
あれはどうみても稟議だよなと思っていましたが、一条工務店の新しいショールームを見学した際に、ほとんどのキッチンが下がり天井になってました。
一条工務店自体もInstagram等で施主が公開している下がり天井を取り入れているようです。ただ、多くのショールームは2600mmの天井高さであって、標準の2400mm天井ではレンジフードと干渉してしまいショールームのような下がり天井は出来ないと言わてしまいます。
設計士さんに聞いたところ、通常の2400mmの天井高さで配管ダクトを隠す形の下がり天井を採用した場合、下がり天井は5cm程度しか下がらないとのことです。
ショールームで2600mm天井の下がり天井を見たお客さんからのリクエストには設計士さんも困っているらしく、しかも実施となると稟議なのでなんのこっちゃですよね。
そこで、我が家はレンジフードは壁付けであり、天井を下げる必要は全くないのですが、お洒落なのでぜひやりたいと思い、レンジフードと関係のない天井部分を15cm下げることにしました。
設計士さんが「下がり天井」ではなく「飾り天井」と施工連絡表に書いていたのをみてなるほどと思いました。つまり、まったく機能面から必要のないもので本当に飾りなのです。
飾り天井の仕上げはフローリング
通常の下がり天井は木目調のクロスを巻くケースが多いと思いますが、天然の木目の方が良かろうということで、床材として採用した突板が無垢であるライブナチュラルのフローリングを天井にも設置してみました。
角の見切り材もライブナチュラルの材料で揃えており、飾り天井の側面にはエコカラットを設置したため、トータルで8万円ほどの費用が掛かってしまいました。
側面にはエコカラットをあしらっていますが、エコカラットが30センチ幅なのでそれを歩留まり良く使う為に天井は半分の15センチの下がり幅になっています。
最近、下がり天井のリクエストが増えているため有料になったようですね。
そして、Instagramを拝見していると、フェイクグリーンを下がり天井に設置することが定番?のようなので、私はストロベリーのガーランドを飾ってみました。
少し離れてみればフェイクには見えないのですが、これが果たしてお洒落なのかどうかは良くわからないところです。
仕舞わないで飾るキッチン
カップボードの上には鍋やキッチンツールを仕舞わずに飾っています。
これはお洒落というよりもズボラさを隠すために考えた方法です。ただ、これまでに使ったことのないお高いストウブの鍋を買う事にはなりましたけど。
また、一条施主の定番?ともいえる、バルミューダのトースターとケトルとデロンギの豆から挽く全自動コーヒーメーカーを設置しました。
レンジフードにぶら下げる
自己責任ですがレンジフードに色々とぶら下げたらお洒落ではないかと思いフライパン等をぶら下げてみました。
マグネットのフックは耐荷重10kgの強力なもので、S字フックは無印良品で買ったものです。
ここでも仕舞わずに飾ることでお洒落そうに見せかけてズホラさを隠しています。
キッチン収納のカビ対策
箸などを洗った後にすぐに仕舞いたいけど、乾かさないとカビが生えるから仕舞えないと困ったことありませんか?
そんな時、私はドアストッパーを引き出しに挟んで引き出しが完全に閉まらないようにしています。
濡れたものを仕舞うときは室内の乾燥した空気を通気させれば濡れたまま仕舞えますからね。
この他にも洗濯後の洗濯機の中を乾燥させるために洗濯機の蓋にも私はドアストッパーを付けてます。
高気密高断熱住宅は湿度をコントロールすることで家事が格段に楽になりますね。
差圧式給気口の位置は要注意
これから一条工務店で家を建てる方にはどうしても知って欲しいことがあります。
一条のデフォルトの差圧式給気口の位置は冷蔵庫の上のようですが、そこだと冬にキッチンに立つ人の背中側から冷気が侵入して寒い思いをします。
キッチンの換気扇は大風量であることから敢えて差圧式給気口を近くに設置することでショートサーキットさせないと、室内の空調された空気が排気されてしまい空調費用の増大を招きます。
ショートサーキットさせると汚れた排気が戻ってくるなんて言う方がいますが、一条工務店の施工では設置する壁パネルが排気口と給気口で異なるため両者を物凄く近づける施工自体ができないです。
よって、差圧式給気口はレンジフードのそばに床から1500mmぐらいの高さに設置するとよいでしょう。
また、差圧式給気口は室内の話し声はそんなに外に漏れないですが、外部の話し声は大音量で室内に入ってきます。
道路側に差圧式給気口を設置するとご近所の井戸端会議が筒抜けになりますから、差圧式給気口は道路側を避けて設置した方がよいでしょう。
カップボート
カップボートは180cm×60cmのタイプで天板はオプションの御影石で、背面の壁にはエコカラットをあしらってます。
実際、使う分には45cmの奥行きのカップボートでも良いと思います。
幅についても135cmでも良かったのですが、豪華に見せるために広めにしましたが、収納がたっぷり過ぎて棚の中はスカスカです。
お玉などのキッチンツールはアイアンのタオルハンガーでぶら下げてます。キッチンツールは柳総理です。
当初はカップボートの上の棚をばらしてしっかりハンガーを固定しようとしたのですが、簡単にはバラせない事がわかり、棚板を貫通しない短いビスでとめる方法に変更となりました。
家電収納
オプションで家電収納を設置しています。ちなみに上段の扉をあけた時の扉の高さが床から175cmなので背が高い人は頭をぶつけないようにご注意ください。
上段の中は電子レンジが入っています。
中段は炊飯器とIHの圧力調理器が入っています。中段には水蒸気を逃がすファンがついています。
下段はたっぷりの容量のゴミ箱がありますが、都度都度ゴミ箱を引き出すことが面倒なので余り使ってません。
一条施主には憧れの家電収納ですが、部屋の見た目をスッキリさせてカッコ良く演出したい方にはお勧めのアイテムです。
坪数を減らしてお洒落を実現
私は核家族には18畳のLDKが丁度良い大きさだと思いますが、今回はリビングテーブルを椅子の横にサイドテーブルとして設置してスペースを削減し16畳のLDKとしました。
二坪減らせば130万円ぐらいの減額になりますからそれを元手にコストダウンしながら豪華なキッチンを実現しています。
予算が少なくてオプション無しの方もいますが、廊下を減らすなどの間取りの見直しを検討されてみてはと思いますよ。
以上、キッチンでした。