コスト

注文住宅は建物以外にもお金が掛かる

土地、地盤改良、建物(本体+オプション費用)、給排水、工事諸費用、外構、登記、保険、カーテン、家電など様々な費用が掛かります。

我が家の建築コスト

以下が一条工務店で建築した土地を除く二棟分の支払総額です。★は必須、☆は建築条件により必須なものです。

三代目は本体税抜価格と税込の支払総額を比較すると、★までだと127%、☆までだと138%、四代目は★までだと129%、☆までだと144%でした。

つまり、地盤が良くて外構が必要ない場合にはOPなしだと税抜本体価格の1.3倍が支払総額となる計算でした。ただし、通常はベタ基礎や地盤改良などは必要になる場合が多いですから税抜本体価格1.5倍まで資金を見ておけば良いと思います。

  • 三代目i-cube(二階建て) 2016年8月着手承諾 総額30,442,504円(税込)
    • 建物本体 16,099,703円(施工面積86.01m2)★
    • 申請費用、給排水工事等 1,682,400円★
    • 太陽光 2,359,200円(8.4kW)
    • ベタ基礎 277,800円☆
    • 準防火対応(サッシ) 256,800円☆
    • 地盤改良 1,122,000円(エコジオ工法)☆
    • OP 2,895,306円
    • 上記分の消費税 1,975,455円
    • 解体費用 1,371,000円(税込)
    • 外構費用 1,150,000円(税込)
    • その他諸費用(登記・銀行手数料等) 1,252,840(税込)★
  • 四代目i-smart2(平屋) 2018年3月着手承諾 総額33,153,035円(税込)
    • 建物本体 15,536,188円(施工面積71.63m2)★
    • 申請費用、給排水工事等 1,642,200円★
    • 太陽光 3,557,500円(15.75kW)
    • ベタ基礎 548,500円☆
    • 地盤改良 なし
    • OP 3,762,775円
    • 上記分の消費税 2,003,772円
    • 一次外構 1,677,000円(税込)☆
    • 外構費用 2,968,000円(税込)
    • その他諸費用(登記・銀行手数料等) 1,457,100円(税込)★

土地を安く買おう

まずは一条工務店かどうかは関係ないですが、土地を購入する際に売主物件を探して仲介手数料を発生させないことです。

私はこれまで三回住宅用地を購入していますが、いずれの不動産業者が分譲した建築条件なしの売主物件であり仲介手数料は一回も支払ったことがありません。

魅力的な土地であれば仲介手数料が悪いということではありませんが、仲介手数料は土地×3%+6万円ですから土地が高い地域では非常に高額になります。

また、土地には拾い物はないという言葉があり、何か事情がなければ極端に安い価格になる土地はないと思います。また、土地は結構値引して購入することができます。

一条工務店で建築する際に費用を抑えるには

一条工務店は地盤改良の判定が厳しいと言われていますが、土地購入前に無料で地盤調査をしてくれますから、地盤改良(70万円~150万円目安)が必要のない土地を購入すると費用が抑えられるでしょう。

古家付きの物件は解体費用が発生しますし解体後の地盤調査となります。擁壁が必要な傾斜地は擁壁設置費用が多額に掛かる場合があるため要注意です。一条工務店は坪単価は上昇しましたが、土地に手を加える必要がなければ、建築費を抑える事ができると思います。

土地の前の道路が狭い場合や間口の狭い土地の場合は、建設に大型クレーンを使うiシリーズは難しく、軸組工法の商品を勧められると思います。また、3トントラックが入れないような場合は特別運搬費用が発生します。

兎に角、土地に手を加えると中間マージンも発生し、建築費用はどんどん膨れていってしまいますから、一条工務店で費用を抑えて家を建てるには土地やその周辺の道路が関係してきます

一条工務店で建築する際に最初に必要なお金

まず、設計開始の仮契約時点で100万円必要でした。そして設計が終わり本契約である着工承諾までに80万円の預り金というものが必要でした。これは一条工務店が工事中に施主に代わって立替する費用を先に預けるという制度です。

一条工務店の場合は最初は仮契約という形態を取りますから、仮契約で支払った100万円の資金は家を建てた人は建築費用に充当され、着工承諾前に契約解除した方は返金されますが、設計費用10万円など掛かった経費は差し引かれるようです。

まずは、180万円の手持ち資金が必要という事になりますが、盗難や社員の不正を防止するために現金ではなく、すべてお客様個人ごとに作成される振込口座(バーチャル口座)への入金となります。振込手数料は差し引いて大丈夫です。

私は初めて展示場に行く前にネットで情報を調べたのですが古い情報を見ていたようで、最初に現金100万円が必要だと勘違いして、展示場に最初に行ったときから契約する気で、現金100万円を持って行ってしまいましたが、現金だという事で受け取ってもらえず、後日振込となりました。

仮契約から引き渡しまでは1年~1年半程度だと思います。フィリピンの工場で建物を部品化して生産をしている関係から、上棟枠というものが各地域ごとに設定されていて、枠が空いている場合は早く工事ができるようです。

一条提携業者

解体工事、外構工事に関しては手違いが起きると困る事から一条工務店の指定業者の利用を要請されると思います。ただ、自分の責任でもっと安い業者にお願いするという事であれば、提携外業者を利用する事もできますが、その場合は一条公務店の管理下に置かれない事から、工事の手配や問題の調整は施主が行う必要があり非常に手間がかかります。

登記

登記は自分で行うことも可能ですが、建物の配置図を書くのはルールがあって素人には難しいため、法務局に何回か通って書き方を教わる必要があると思います。ただ、住宅ローンを利用する場合は、抵当権の設定があるため、基本的には自分で登記することを銀行は許可しません。

  • 滅失登記・・・古屋がある場合(これは自分でやらせて貰えると思います)。
  • 建物表題登記・・・家が完成した後に登記簿に登録をします。
  • 所有権保存登記・・・建物表題登記された建物の所有者を登記します。住宅家屋証明書が必要です(市役所)。
  • 抵当権設定登記・・・所有権保存登記された建物にローンの貸主が抵当権(担保)を設定します。
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