はじめに
リバウンドなく3か月程度で10kgの体重が減りました。このダイエット方法をF式ダイエットと命名することにします。流行りのダイエット方法は取り入れない方が近道だと私は思います。
先日、F式ダイエットに取り組んでから健康診断を受けました。数値的にはコレストロール値に1個B判定がありましたが、他のすべての項目がA評価に改善しました。
F式全館冷房ではグラムで表現される絶対湿度を管理しますが、F式ダイエットにおいても体重のグラムを日々確認するだけなので、毎日続けていくのは簡単だと思います。
世間ではダイエット方法が紹介される度に該当する商品が異常に売れるなんてことがあるようですが、その割には消費者がダイエットの継続に成功しているとは思えません。
ダイエットはオカルトな話が蔓延していて、いつまでも医療・ヘルスケア業界の餌食となっている消費者がいることをみるとダイエット業界と住宅業界は似ているなと思った次第です。
私は家作りにおいては常識外れの小型エアコン1台で家中を除湿してダニやカビを抑えるという方法を公開しておりますが、これはエアコン業界には不都合な事実です。
エアコンメーカーはこれまで通りエアコンを各部屋に設置してもらわないと売上がガタ落ちしてしまうので、F式には猛反対すると思いますから本当の省エネなんて望んでいないのでしょう。
同様に全国民がダイエットに成功してしまうと医療業界は成人病が減って薬の売り上げが激減してしまうため、痩身のための薬なんてものが開発されたら困ってしまうわけです。
そこで、私は住宅業界・エアコン業界の次にメスを入れるべき業界として医療・ヘルスケア業界に目を付けたわけです(なんのこっちゃ)。
冗談はさておき、私はもともと痩身だったのですが近年体重が増えてきて健康診断で結構ひっかかっていたので、背水の陣でダイエットに取り組もうと思ったというだけの話です。
太った医者に説得力はない?
太ったお医者さん(病気を除いて)から健康のために痩せろと言われても説得力はないですね。同様に太った住宅関係の実務者が健康住宅を説明しても説得力に欠けると思います。
そして、私は高気密高断熱住宅を健康住宅として考えていますから、自分の体重を統計的にもっとも死亡率が少ないと言われるBMIの標準体重付近まで落としてみようと思いました。
ダイエットについては専門的な知識を持ち合わせていないため、あくまで私の実体験に基づいての記載となりますが、何をすれば痩せて何をすれば痩せないのか分かってきました。
以下にようなサイトでBMI(肥満の体格指数)と適正体重(標準体重)の計算が可能です。
BMIと適正体重 – 高精度計算サイト (casio.jp)
ただ、運動や食事などを含めてトータルで体重管理をするツールが見当たらないことから、自分でツールを作成しました。興味のあるかたは自己責任でご利用ください。
今回、大幅に体重を落とすということに初めて取り組んでみましたが、世間でいう低炭水化物ダイエットやウイスキーなどの蒸留酒なら太らないといった話は違和感があります。
あくまで私にとってですが、効果的に体重を確実に落とす方法が確立されましたが、どこからヒントを得たかというと、体のダイエットと家の温熱の計算は一緒だと気が付いたからです。
家の温熱計算は熱の取得と熱の損失を計算します。同様にダイエットについてもカロリーの取得とカロリーの消費を考えれば体重は減少します。
結果的には誰でも当たり前に知っている自然法則をそのまま実践すれば良いということでしたが、世の中には色々なダイエット法があるため消費者は混乱してしまうのだと思います。
思い込みを捨てる
エネルギー代謝には基礎代謝(60~70%)・活動代謝(20~30%)・食事誘導性熱代謝(10%)の3つがあるそうです。
腸内環境を整える食事誘導性熱代謝はエネルギー消費量が10%と少ないので考慮せず、食事によるカロリー収支と有酸素運動の2つをF式では重視します。
有酸素運動とは要するに酸素を燃やす運動ですが、運動しなくても呼吸や肺活量を大きくして酸素をたくさん体内に取り込むことで脂肪を燃焼させます。
私がダイエットをした実感からすると、食事制限と呼吸を大きくする2つの方法が有効であったと思います。呼吸による脂肪燃焼という意味ではヨガなども同じ理屈なのかもしれません。
そして、何が健康なのか再度考えます。例えば高血圧は正常な老化現象にも関わらず医療ビジネスによって病気とされてしまっているとも言われています。
世の中には糖質オフとかプリン体がどうしたとか、どの油を摂取すると体に良いといった話や食べ物の食べる順番や就寝前には食事をとってはいけないといった話があると思います。
食べ物はよく噛んで飲み込まないと消化する時に腸に負担がかかって悪玉菌が繁殖するなんて話は私にはオカルトに聞こえません。
確かに喉を詰まらせるような大きな塊のまま食べ物を飲み込むのは良くないと思いますが、例えば米粒のような既に小さな食べ物まで長時間租借する意味が本当にあるのでしょうか。
咀嚼が悪いということではありません。ただ、それにどれだけの効果があるのでしょうか。それで腸内細菌を整えられるなら太っている人はもっと減っているはずです。
F式ダイエットではこれらの常識は全部忘れてください。F式では統計的に死亡率が最も低いとされる標準体重でいることを第一優先の健康法として考えます。
世間に蔓延する、ごく一部の人だけが成功したダイエット方式に振り回されること自体が無意味であると考え、F式では世の中の人々の体形を見ていて成立していない理論は採用しません。
流行のダイエット法に振り回されずに、1日のカロリー消費量を摂取量を下回ればダイエットのやり方は何でも良くて、F式ではカロリー収支と必要栄養素の摂取だけを意識します。
逆に言えばカロリー収支の範囲に収まっていれば、いつ何を食べても食べなくてもよいのです。例えばラーメンを毎日たべても構いません。糖質制限はしても良いししなくても良いです。
また、ウイスキーや焼酎といった蒸留酒は太らないという話についても都市伝説だと思っていますし、食用油についても不健康な油や健康な油などの区別はあるのかわかりません。
これらは酒造メーカーや製油メーカーが専門家を利用して自社の商品を販売促進するために都合の良い学者を利用して流しているセールストークではないでしょうか。
また、規律正しく三食を摂取することや、野菜を先に食べるなどの食事の順番、就寝前の食事の制限などもダイエットをする上において、F式ではあまり重要なことではないと考えます。
もちろん、まったく意味がないということではないでしょうけど効果があっても微々たるものであれば、それに振り回されるよりも、効果的なことに絞ってダイエットしようという意味です。
結局、アルコールを含めたカロリーを必要以上にとれば太るというだけで、色々と難しいことを考える必要はないですし、様々な健康法で失敗するより標準体重でいることが健康法だと考えます。
アルコールは高カロリー
私はダイエット中に平日は体重が落ちるのに、ほとんど食事をとらない休日は体重が落ちないという現象に陥りました。思い当たるものはお酒です。
一応、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒が太らないと思い込んでいたため、蒸留酒を中心に飲んでいましたが、休日は体重が減らないためお酒が体重が減らない要因ではないかと疑い始めました。
アルコール飲料の内、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は太らないけどワインや日本酒、ビールなどの醸造酒は太りやすいと聞いたことがありませんか?
また、醸造酒のカロリーでは、エチルアルコールのカロリーとうまみ成分のカロリーがあって、エチルアルコールのカロリーはすぐに体内で熱に代わるから太らないと言われますよね。
専門家はアルコールが脂肪に代わる化学式などを持ち出して、アルコールを摂取すると食欲が増えるからアルコールで太るのではなく、つまみで太るなどと言いますよね。
世間では「お酒は社会の潤滑油」とか「ワイン無しの食卓は花の咲かぬ畑の如し」などといってお酒と上手にお付き合いしましょうとかいいますが、説明の内容がデタラメだと思います。
F式ではこういった話は全部無視します。我々ダイエッターはこういったエセ化学のような御託は聞きたくありません。私の体験からも言えることはアルコール=太るです。
確かにアルコールを飲むと体が温まることからアルコールは優先的に体内で熱に代わりますが、代わりに他の食べ物から接種したカロリーが燃焼されなくなり体内の脂肪が減らなくなります。
なので、蒸留酒でも醸造酒でもカロリーが高ければ単純に太ると考えたほうが良いです。
ダイエット方法には諸説ありますが、それらはほとんどは意味がなくて問題はカロリーをどれだけ摂取してどれだけ消費するかという引き算なだけでした(個人の感想です)。
蒸留酒は太らないという都市伝説を鵜呑みにしていた私は恥ずかしくなりました。家の温熱を計算して測定してきた自分なのに、自分の体の熱収支の仕組みが全く分かってなかったのです。
少し考えてみればアルコールは燃料にもなる高カロリーなものであり、アルコールを飲むと体がすぐに熱くなるように、エネルギーとして消費されていることが分かります。
アルコールはエンプティカロリーと言われており、すぐに体内で消費されるためアルコールを摂取するだけでは太らないと言われていますが、これは総合的には意味のない考えだと思います。
アルコール飲料に含まれる糖質や一緒に食べる食事やおつまみの取り方によって太るか太らないか決まるような説がありますが、アルコールを摂取した分だけ体脂肪が燃えなくなります。
日本酒やワイン、ビールといった醸造酒は太りやすく、蒸留酒であるウイスキーや焼酎は太らないという話は痩せたい人には都市伝説でありアルコールはすべて太ると思った方が良いでしょう。
一生懸命に糖質ゼロのアルコール度数9%のストロングゼロをダイエットのための飲んでいた自分が恥ずかしくなりました。500mlで9%の場合、カロリーは300kcalを超えます。
結局、痩せたい人は体内の脂肪が燃焼されて熱に代わる状態にしないといけないため、アルコールを飲んで熱に変わった分だけ体脂肪が燃焼しないため体重が減らないからです。
アルコールが1gあたり7kcalという高カロリーであることを伏せたまま、糖質が少ないことを全面に打ち出した「糖質オフとダイエットと誤解させる」の販売戦略は詐欺的だと思います。
よって、F式ダイエットにとってエンプティカロリー理論は無意味であり、糖質ゼロであろうがプリン体ゼロであろうが、アルコール度数が高い飲料ほど体脂肪は減らないと考えます。
蒸留酒とか醸造酒とか、糖質・GI値・プリン体・食べ合わせ等は関係なく、食事をする時間が朝か夜か間食はダメなども関係なく、全て日々のカロリー収支で判断すべきだと結論付けました。
「関係ない」「意味がない」といった表現はまったく意味がないという意味でありませんが、食品においても100g当たり5kcal以下のものはカロリーゼロと表現できることと一緒です。
蕎麦などの低GI値の食材は太らないといった、今までのダイエット方法の常識は全部リセットしてみましょう。F式ではカロリー収支と必要栄養素の摂取だけを考えます。
それを知ってからの私は炭水化物以上にアルコール度数がダイエットの敵だと思うようになり、アルコールを飲まない・飲んでも低度数のものにすると体重がスルスルと落ちていきました。
揚げ油は酸化しない?
老化は体の酸化だという意見があります。そこから転じて酸化した油を摂取すると体に悪いと言われていると思いますが、それは本当なのでしょうか?
医食同源という言葉が都市伝説であることは周知のことだと思いますが、体の酸化と摂取した食物の酸化が一緒なのか分からないところです。
また、以前にNHKのためしてガッテンという番組で揚げ油は酸化しないという実験がありました。ちなみにとんかつチェーン店の「かつや」は油をろ過して全交換していないようです。
以前は動物性の油は不健康と言われてきましたが最近ではマーガリンが不健康だと言われるようになり、最新の医療や化学の情報とは常に過去の間違いの訂正の連続であり信頼性に欠けます。
何が本当であるかは分かりませんが、私は「痩身は最大の健康法」だと考えておりますので、1つの食材で健康・不健康な体になると考えるのはおかしいと感じます。
ダイエットで筋肉は減らない?
先述したアルコール=太るについては、酒造メーカーや評論家の人たちは食事やおつまみのカロリーが高いから太るのだと話をすり替えますが、私はアルコール自体が肥満の元だと思います。
そして、ダイエットに不賛成な人なのか急激なダイエットは筋肉量が落ちて体の基礎代謝が減るから痩せにくくなるといわれますが、これは私の実感からは違和感があります(個人の感想です)。
私は家作りにおいて世間の常識からみると無茶苦茶なことを言っていると思います。ただ、それは温湿度の測定や計算を行っているため、計算を根拠に常識を捨てることができるからです。
食事などの文化的なことを数値で考えることには心が貧しくなると考える人もいると思いますが、あまりにも感情だけで考えている現状は体重増加を招き健康に良くない面があると思います。
規則正しい生活がダイエットにつながる?
世間では朝食をしっかりとらないと仕事や学校でボーっとするとか、寝る前に食事を取ると太るといわれますが、これらは本当なんでしょうか?
確かに私も糖が切れてくると思われる現象で夕方になると手足が少し震えるような感覚があります。ただ、私の場合は朝食を抜いた程度でそれは起きません。
そもそも野生動物は肥満状態ではなく餌をいつも食べれるわけではないため、野生動物は常に飢えている状態が当たり前なのだと思います。人間も飢えた状態が本来の姿ではないでしょうか。
人間は農業の発達により穀物を保存できるようになったことから常時肥満してしまうという通常の野生動物には見られない状態に陥って各種の成人病を招いています。
野生動物は三食を食べるなんてありませんし、夜は食べないなんてこともないでしょう。つまり人間は規則正しい生活というものに囚われてカロリーを過剰に摂取する生活になっているのです。
朝食を抜くとボーっとするとか仕事や学業への集中力が不足するなんていいますが、成長期ならともかく、仕事をしていると食事を忘れても集中して仕事をしていることは良くあります。
そして、趣味やテレビゲームなどをやっている人においても食事を忘れて集中してしまう現象は皆さん理解していると思いますから、食事と集中力はあまり関係がないかもしれません。
デスクワーク中心の人は朝食を食べないと力が出ないとか関係ないと思います(個人の感想です)。空腹でお腹が鳴るなら軽食を取れば良いでしょう。
もちろん、急激にカロリー制限するダイエットは避けたほうが良いと思いますので、食事制限は個人の体質に合わせて行うとよいと思います。
体重は熱収支(カロリー収支)で決まる
厚生労働省のいうところのエネルギー収支バランスであり、体重よりもBMIで考えたほうがエネルギー収支には良いと思いますが、普段使いとしては簡単な体重管理で良いと思います。
世間のダイエット方法では、食べ物の組み合わせや食べる時間、炭水化物を抜くなどの方法がありますが、F式ではそれらは全部無視します(異論は認めます)。
厚生労働省がエネルギー必要量(kcal/日)やビタミン・ミネラルなどの基準を示していますが、各項目ごとに冊子が分かれているので非常に確認しにくいです。
埼玉県越谷市役所がまとめた資料を掲載してくれてましたが、カロリーを抑えながら摂取をするのが難しいのは食物繊維やカルシウムなどのミネラルではないでしょうか。
F式ではカロリーの重視と共にタンパク質やビタミン、カルシウムなどは必要量を取ります。ダイエットは一日に消費するカロリー以下の摂取量にするという単純な熱収支だからです。
脂肪は1kgで7200キロカロリー(kcal)あります。また、私の体重において1日に消費するカロリーは2000kcal程度であると以下のサイトから計算されます。
私の場合、摂取を一日1500kcalに抑えれば月に2.5kg程度は体重を落とせることになります。さらに運動をすれば無理なく月に4kg程度は落とせます。
ちなみに体重が落ちると消費エネルギーが減ることからある程度体重が減るとそこから先は体重が落ちにくくなってきます。よって標準体重程度を目指せば良いのではないでしょうか。
私は運動はそんなにしておらず天気が良い日だけ会社の帰り道に手前の駅で降りて自宅まで歩くとか、会社の最寄り駅の次の駅まで歩いて電車に乗るといった程度でやっています。
ウォーキングの消費カロリーの計算 – 高精度計算サイト (casio.jp)
夜に歩くと日射がないので比較的涼しいですし、ウォーキングは慣れてくると3km程度は余裕で7km程度でも少し歩いたなと感じる程度です。10km以上歩くとさすがに少し疲れますけど。
7km歩くと400kcalを消費しますから、多少のお菓子をつまんだりしても余裕なわけです。我慢しすぎは良くありませんから、F式は熱収支の範囲内なら何をやってもOK牧場です。
具体的なF式ダイエット方法
F式は熱収支の範囲で何をやっても良いので、ここで紹介する方法はあくまでデスクワーク中心の仕事をしている私のケースです。なお。アルコールは1gあたり7kcalの熱量があります。
1gあたり脂肪は9kcal、タンパク質と炭水化物は4kcalですからアルコールは結構なカロリーがあるため、炭水化物抜きダイエットよりアルコール量を減らした方が早く痩せると思います。
摂取カロリー | 消費カロリー | ||
朝食 | プロテイン(ビタミン・ミネラル入り) | 115 | |
こんにゃくゼリー(食物繊維) | 0 | ||
昼食 | おにぎりやお菓子を食べる程度 | 300 | |
夜食 | カルシウムやタンパク質中心の食事(小魚中心) | 700 | |
お酒(アルコール度数3%)700cc | 147 | ||
消費 | 消費カロリー(1日) | 2000 | |
合計(kcal) | 1262 | 2000 |
上記のような形で1日737kcalが摂取より消費が多いため脂肪の燃焼に回り、1日で82gの脂肪が減り、10日で820g、月では2.5kgの体重が減る計算でしたが、実際そうなりました。
私の方法では3食の内、1食はプロテインに置き換える形ですが、必要な栄養素さえ取っていればやり方は自由ですし、カロリーを多くとった日は運動を少しすれば熱収支の帳尻が合います。
最近のプロテインは各種のビタミンやミネラル(カルシウム等)が配合されているものがあり、簡単に必要な栄養素が摂取できる便利な時代です。
天然由来のものを食べないといけないかどうかは意見が分かれると思いますが、私は長い年月、人間が接種してきて実験されたものについては天然由来か科学合成は問わないスタンスです。
家作りにおいても合板やボンドを利用しない家などほぼないですし、食事においても化学調味料を利用しない食べ物はほぼありません。
食事の量が減り過ぎたりタンパク質中心になると便秘になりますから、食物繊維は取る必要がありますし、カロリーが高い脂肪や高濃度のアルコールなどは控える形になります。
ダイエットの途中で体形はやせたのだけど体重が落ちない現象がありましたが、便秘や水で体重が増えている場合はそのような現象が私にも起きました。
ダイエットでよく利用される鳥の胸肉やこんにゃく麺などはすぐに味や食感に飽きてしまうので、その人に応じたおいしくて飽きない食材を探すことが重要だと思います。
鳥の胸肉はパサパサしないように調理を工夫しても毎日食べているとやはり飽きます。私の場合は卵のないオスのシシャモが比較的飽きない食材でした。
タンパク質のみの摂取は便秘のもとになるため食物繊維であるゼロカロリーのこんにゃくゼリーや袋入りのカット野菜をレンジで熱して併せて食べると簡単に摂取できます。
また、無性にラーメンが食べたくなりますが、ノンフライ麺を使ったカップラーメンなどは300kcal前後のカロリーしかないため、毎日食べても熱収支の範囲内であれば問題ありません。
お勧め食材
目標の体重まで痩せたい人は体脂肪だけを燃やしつつ必要な栄養素は接種する必要がありますが、標準体重まで下がったらカロリー収支は現状維持ができれば良いと思います。
食塩は多量に接種しても問題ないという学説や高血圧は年を取れば必要な現象という学説もあり、病は医療業界による捏造といわれるケースもあり、何が正しいのかわからない面があります。
私はビタミン・ミネラル入りのプロテインを朝食の代わりとしましたが、1食分では1日に必要な摂取量には届きませんが食物繊維を除いてかなりの範囲の栄養素を低カロリーに接種できます。
主な必要栄養素/1日 | 基準量(18~29歳 活動Ⅰ) | プロテイン(1食分) |
推定エネルギー必要量(kcal) | 2,300 | 115 |
タンパク質(g) | 65 | 20.9 |
食物繊維(g) | 21以上 | ー |
ビタミンA(μg) | 900 | 265 |
ビタミンB1(mg) | 1.4 | 0.59 |
ビタミンC(mg) | 100 | 34 |
ビタミンD(μg) | 8.5 | 1.83 |
カルシウム(mg) | 800 | 277 |
マグネシウム(mg) | 340 | 31 |
以下が私が飲んでいるプロテインで濃厚で飽きのこない味にしています。有名なSAVASは水に溶けやすいですがカルシウム量の記載がなかったためこちらの製品にしています。
決して、私が筋トレ系のプロテイン族に加入したわけではありません。あくまで低カロリーで各栄養素が手軽にとれるためで、ダイエット用に利用していますので誤解なきようにお願いします。
プロテインから接種できないものが食物繊維です。私はカロリーゼロのこんにゃくゼリーから接種しておりますが、こんにゃくゼリーの中でもカロリーが多いものがありますので要注意です。
体質によって、こんにゃくゼリーを食べすぎるとお腹を壊す人がいます。また、こんにゃくゼリーはよく噛んで食べないとのどに詰まらせる可能性があるの気を付けてください。
各自にとって飽きのこない食材は異なりますが、私はきゅうりを生のまま食べるのが好きなのでローカロリーの野菜を適度に食べると空腹がまぎれます。
そして、カロリーの高いアルコールを控えるためにノンアルコール飲料が活躍すると思います。カロリーさえなければコーラゼロでもなんでも良いですが人工甘味料でお腹を壊す人は要注意です。
どうしてもアルコールが飲みたいという方は糖質ゼロなどの都市伝説的な商品ではなく、可能な限りアルコール度数とカロリーの低いものを選ぶと良いと思います。
そして、味気ない食事ばかりだと辛くなるのでカロリーの低いカップラーメンもたまには良いと思います。こちらはスープまで入れて260kcalですから毎日食べても良いレベルです。
単調な食事では飽きが来ますので私はカルシウム摂取や夜のおつまみとして、カロリーの高い卵(卵のプリン体の影響はわかりませんが)をもっていないオスのししゃもを食べたりします。
6匹で熱量(kcal)161、たんぱく質(g)17.3、カルシウム(mg)382とのことですから、栄養面だけみるとプロテインからたんぱく質やカルシウムを摂取したほうが効率的だと思います。
近くにイオンやマックスバリューがある場合はコスパの良い商品があります。味について各自でご判断ください。
F式ダイエットはカロリー収支の範囲で栄養素を考えながら、何をいつ食べても良いので指定の食品はございません。世の中にはさらに美味しくてカロリーの低い商品もあると思います。
最後に
F式ダイエットをされる方はご自身の体調を見ながら取り組んでください。我慢ばかりしているとダイエットに飽きてくるので少しづつの減量が良いと思います。
私はプロテインでタンパク質と栄養素を補給してノンアルコール飲料の「のんある気分」と低アルコール飲料の「すらっと」、そしてきゅうりを食べて空腹を満たす方法が効果的でした。
そして、ダイエットをカロリー収支で意識するようになると、運動や食品のカロリーを常に気にするようになるためリバウンドが起きにくいと思います。
カロリー収支と呼吸を大きくして酸素によって脂肪を燃焼するという2点だけがF式ダイエットの要点です。
本日はカロリーの摂取が消費を上回れば太るという当たり前のことを当たり前に申し上げただけです。空調で言えば暖かい空気は上昇して冷たい空気は下降するというのと同じことです。
マニアな人は家作りにおいて家の熱の出入り(熱収支)を計算して、UA値や換気の方法などを検討すると思いますが、ダイエットもまったく同じであると気が付きました。
F式ダイエットでは人間のあるべき姿は野生生物と同じく飢えた状態を正常だと考えます。飢えたといっても、なるべくカロリー消費>カロリー摂取になるように心がけるという程度です。
1日の中でカロリー摂取をオーバーしたと思ったら数日以内でリカバリーすれば良いと思いますし、辛いダイエットは長続きしないでしょう。
もはや標準体重より重たい人には環境税をかけたら良いと思います(暴論)。そうすれば国民はやせようとして健康になり膨大な医療費負担が削減できると思います(個人の意見です)。
食事については人それぞれ意見があると思います。天然由来の食材でないと健康的ではないと考える人はいると思いますが、それよりも私は太っていることの方が不健康になると思います。
冷凍食品はダメとか、添加物が多い食事はダメとか、過去の食品の歴史の中で失敗があるため安全なものを食べたいという気持ちはわかるものの、太った人が言ってると説得力がない気がします。
私の結論としては、ダイエットとはカロリー収支と必要栄養素を考えるだけです。世の中、いくら医療関係者がダイエットの御託を並べても、痩せないダイエット法だらけじゃないですか。
もしかしたら肥満が簡単に解決すると医療費が削減されて困ってしまう人たちがいるのでしょうか。そして、国民はいつまで机上の空論のような健康法に騙されて続けるのでしょうか。
生活習慣を守って三食を食べていたら肥満になったなんていうのであれば何のための生活習慣なのでしょうか。それよりも標準体重(適正体重)程度を維持していることのほうが重要でしょう。
多くの病のもとは肥満だと思います。そして、ダイエットのセールストークが世の中にまん延していますが、家作りの情報と同じで間違った情報も多いと思います。
家作りにおいて「断熱材はこれ一択」ということはありませんし「ダイエットはこれ一択」ということはありませんが、F式ダイエットに興味がある方は自己責任で取り組んでください。
世の中の情報はある条件においては少しだけ効果があるというものが大半だと思いますが、そうであれば効果の少ないものに惑わされず効果の大きなものに目を向けたほうが良いと思います。
F式とは常識を取り除いて物事をシンプルに考えるライフハック方法とも言えます。「家は、空調。」、「痩身は最大の健康法なり」です。