2019年7月 電気代 1,277円
週末滞在での利用ですから、一般家庭とは異なりますが、空調や給湯は不在時も実施しておりますので、常時滞在していたとしても電気代が倍になることはありません。
上記は2019年の2月中旬から切り替えたLooopでんきの請求情報の画面コピーで、7月分については6月30日からエアコン1台による全館冷房を実施しております。
オール電化で太陽光は余剰発電でありこれ以外に別の電気契約やガスなどの契約はございません。
四代目の地域は電気の検針が月中であるため請求期間は6月13日~7月12日となっており、6月30日からエアコンを24時間稼働させていますが、6月分に比べてあまり電気代が増えてません。
この理由として日立の再熱エアコンが優秀なのだと思います。寒冷地であるため冷房運転では部屋が冷えすぎることから再熱除湿を使って家中の湿度を60%以下に維持しています。
室内の相対湿度を60%以下に保てばカビやダニを発生を抑制できますし、洗濯物が部屋干しでよく乾きますから、我が家は梅雨の時期も洗濯で困ることはありません。
月別の消費電力と買電状況
我が家の電気代が少ない理由を太陽光の自家発電で全部賄っていると考える方もいると思いますが、そもそもの消費電力が少ないためであり、15.75kW搭載の太陽光パネルの売電も順調です。
以下は7月18日現在の一条工務店の夢発電の状況を画面コピーしたもので、集計期間は電気代とは異なり1日~月末です。1つめの画像は消費電力で2つ目の画像は買電状況です。
1月~2月までにかけての消費電力が多い理由は床暖房を利用していたからです。2月の中旬からエアコン暖房に切り替えたことにより消費電力が大幅に低下しています。
ただ、エアコン暖房はコールドドラフトや家中の温度ムラを予測して相当上手にエアコンの位置を検討しないと一条工務店の床暖房に比較して快適さは下がるでしょう。
上記の消費量から買電量を引いたものが太陽光発電の自家消費ということになりますが、6月は30日以外はエアコンを使ってないため、自家消費は給湯と家電の消費電力ということになります。
消費量111.38kW÷30日=3.72kWが本来の消費電力で、自家消費は買電量41.90kWを引いた69.48kWですから2.3kW/日となります。
そもそもの消費電力が少ない理由は、エコキュートの給湯量を200Lに絞ってお風呂は半身浴にしているためです。
ただ、給湯量を上げても昼間の太陽光発電で賄っているため電気代の請求は変わらずに売電が下がることになります。
我が家の売電は18円/kWであり、買電は28円/kW程度であることから、自家消費した方がお得になります。
梅雨の再熱除湿の消費電力は?
エアコン1台による24時間全館冷房を6月30日に開始しておりますが、7月は現時点まで18日間の消費量が90.99kWであるため、5.05kW/日の実質の消費電力ということになります。
前月の冷房をしていない期間が3.72kW/日でしたから、1.33kWが一日あたりのエアコンの消費電力と推定され、単純に24時間で割ると一時間当たり55Wにしかなりません。
これは日立の再熱エアコンが非常に除湿量が多いようで、設定した湿度60%を維持する分しか稼働せず、エアコンに設置したワットモニターを見ていても常時消費電力は発生していません。
つまり、サーモオフが頻発しているのですが湿度を60%以下に保っています。ダイキンのエアコンはサーモオフし難いのですが除湿量が少ないため、やはり日立は良く分かっていると思います。
日立のエアコンにおいて再熱除湿運転の時は設定温度を上げると暖房運転になってしまうので、消費電力を抑えるために温度は22℃で湿度は60%の設定にしています。
梅雨があけて冷房運転に切り替わった時にどういう消費電力になるのか楽しみです。
最後に
7月分の電気代は半分の期間は再熱除湿を利用していましたが、電気代が思った以上に安くて驚いています。
一条工務店のさらぽか空調は簡単操作で湿度を40%台に落とせる超絶快適装備なのですが、デシカント方式の除湿なので電気代は多少高くなります。
エアコン全館冷暖房の我が家はこのままいくと24時間、家中の温度と湿度を快適に保っているにも関わらず年間の電気代が4万円ぐらいになってしまいそうです。
常時在宅していないということを差し引いても、基本料金のない電力プランと日射制御をしている超断熱の家に加えて、エアコンを最大活用するとこのような電気代になるようです。
省エネに拘って窮屈な生活など全くしていません。世間ではまったく信じられないような電気代だと思いますが、高気密高断熱住宅を活用するとこんな事も可能となります。