はじめに
エアコンを二階の階段ホールに設置する際に、火災報知器と干渉すると設計士さんに言われることがあるようです。消防法により火災報知器はエアコンから1.5m離すとあります。
(出典:一般社団法人 日本火災報知機工業会)
また、市町村ごとに設置場所の指定がありますのでこちらをご覧ください。
そんなことで本日は我が家の火災報知器の位置を公開したいと思います。
火災報知器は電池式
我が家の火災報知器はこんな感じで、一般的な火災報知器は電池式なので電源ケーブルが設置されているものではないことから設置や移動は簡単です。
たまに、吹抜け上部の壁に火災報知器が設置されていて、どうやって電池交換するねん?というのはあるあるですね。
設置ルール
先ほどのエアコンから1.5m離すというルールのほかに以下のルールがあります。
(壁付けの場合)
(天井付けの場合)
(梁が出ている場合)
我が家の設置場所
我が家の階段ホールには全館冷房用の6畳用のエアコンが設置されていますが、火災報知器は壁付けであり、2マスの階段ホールであるためエアコンと火災報知器はほぼ1.5m離れています。
2マスの階段ホールであってもエアコンの正面を避けて火災報知器を設置すれば1.5メートルの距離は取れるとおもいます。
最後に
火災報知器の設置場所については一条ルールと言う訳ではありません。
そして、建設地の消防署に相談すると火災報知器の誤動作を避けるためにエアコンの風が当たる真正面でなければエアコンの1.5m範囲以内でも構わないと回答を頂けるケースが多いようです。
設計士さんは法規を重視しますので、エアコンから1.5m離すように回答される場合があると思いますが、消防署側は以外と柔軟性があるようです。
消防署に相談して必ずしもOKが出るとは限りませんが、火災報知器の位置について問題がある場合は地元の消防署に一度確認してみと良いと思います。
本日は簡単な内容ですが以上でございます。