フィルターのお掃除を一回サボってみたら

考察

はじめに

先日、お風呂の換気扇は一回も動かしてませんという記事を書きました。かなりのアクセスがありましたから、世間からみると私は珍しい家の住み方をしているのかも知れませんね。

お風呂の換気扇は一回も動かしてません
はじめに もう、かれこれ高気密高断熱住宅に住んで10年以上が経ちますが、お風呂の換気扇を回さなくなりました。ホントにまったく回さないです。 浴室は湿気が多いため換気扇を回すと換気扇の掃除が大変だということもあって、換気扇は使...

本日は簡単な記事ですが、1年を通じて一度も窓を開けない我が家の排気フィルターお掃除についてご紹介したいと思います(長い記事を書くのが面倒だというのはナイショです)。

二か月間フィルター掃除をしませんでした

我が家の室内にはロスガードの排気口(RA)が2か所ありフィルターが設置されていますが、実験のため片方は2か月間フィルターのお掃除しませんでした。

お掃除前

左が1ヶ月前に掃除したもので、右が2か月掃除していないものです。やはり、蓋となる網をみると右の方がホコリがついていることがわかります。

ちなみに我が家はフィルター自体は毎回新品に交換せずに何回かは洗って使いまわしてしまっていますが、真っ黒になってはいません。

 

蓋の網を拡大した状態です。やはり右側が汚れています。というか左はほとんど汚れていません。

 

お掃除後

お掃除しましたが、写真では良く分からないと思います。実際にたいしたホコリや汚れがないので洗わなくても良かったのではないかと思いました。

 

右側の蓋の網が茶色っぽいのは玄関に設置しているからで、玄関ホールに生ごみを処理するためのコンポストを置いているからだと思います。

 

ついでにトイレの換気扇の汚れ

オマケですが、一度も掃除したことがないトイレの排気換気扇の状態です。ここにはフィルターが設置されていないですが、あまり汚れはありません。

窓を開けずに湿度を1年を通じて低く保つ生活は、カビやダニの発生がなくなるため家事が楽になり過ぎてこれまでの生活がなんだったのかと思ってしまいますよ。

最後に

何が健康的な生活であるかは多様な価値観がありますから、それは人それぞれで良いでしょう。

しかし、高気密高断熱住宅に住む前の家では、ふと室内を見上げるとホコリが飛んでいましたが、いまは家の中にホコリが飛んでいるかは余程注意をしないと見つけられません。

おそらく、布団や洗濯物を外に干さないため洗濯物などにホコリや花粉が付着しないから室内のホコリが少ないのではないかと思います。綿ボコリはありますがそれも少ないです。

我が家は1年を通じて湿度が低い状態を保っているためダニやカビが発生しない状態であることから、布団はシーツのみを交換して洗濯によってホコリや汚れを除去しています。

布団を外に干した際のお日様のニオイは懐かしいですが、あのニオイの正体は「太陽光で分解された汗や皮脂のニオイ」ですから、正体を知ってしまうと微妙な気持ちになりますよね。

最近はたまにしか掃除機をかけることもなく、日常はモップスリッパで床を掃除しています。そんな程度の掃除しかしなくても窓を開けない生活ですからホコリがそもそも室内に少ないのです。

これまでの日本家屋の掃除は家事の中では大きなイベントで、窓をあけて掃除機をかけて、外に干した布団をパンパン叩くという風景ですが、我が家にそのような風景はなくなってしまいました。

私はもう10年以上前から窓を開けない生活になってしまいましたが、これはきっと世間からみたらおかしな生活スタイルなのでしょう。

ただ、高気密高断熱住宅が得意な設計事務所で家を建てると、むしろ窓を開けない生活やバルコニーの無い洗濯物を外に干さない家の方が当たり前であったりします。

初めて家を建てる人が設計事務所で家を建てたことがある私の一条ハウスにおける家作りや生活スタイルについて想像がつかないことは自然な反応だと思います。

しかし、住宅展示場や住宅情報サイトから得られる知識とはまた違った家作りの世界が高気密高断熱住宅にはあるので、情報源は幅広いほうが良いと思いますよ。

私の四軒に渡る注文住宅での家作りは失敗も沢山ありましたが、得られたものがたくさんあります。まぁ、人の四倍は家作りの手間とお金を掛けているので経験が得られて当然ですけれど。。

二軒目までの家作りは「個人として良い家とは何か?」が家作りのテーマでしたが、今では「高気密高断熱住宅を広く普及させるにはどこから攻めるか?」が家作りのテーマになっています。

初めて家を建てたときと現在では私の家作りの見え方や考え方は大きく変わっています。もしよろしければ私が学んだ家作りのことを本にまとめていますので読んでみてください。

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本日は以上でございます。

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